まず本体のストレージ使用状況を確認し、不要と判断できるファイルを整理しましょう。それでも残したい写真・動画・完了した作業ファイルが多い場合は、外付けドライブが保存先の選択肢になります。先にコピーして内容を確認し、別のバックアップも用意してから元のファイルの削除を検討してください。OneDriveやiCloudの容量上限は本体の空き容量とは別で、SSDをつないでもクラウドの契約容量は増えません。
削除する・本体に残す・別の場所に保存する
表を左右にスクロールすると、すべての列を確認できます。
| 見つかったもの | 最初にすること | 外付けドライブは必要? |
|---|---|---|
| 使わないインストーラーや不要と確認できたファイル | 中身を確認して、不要な項目だけ削除する。 | 通常は不要です。 |
| 残しておきたい写真・動画・完了した作業ファイル | 容量とバックアップの有無を確認する。 | これらが容量不足の主因なら選択肢になります。 |
| 毎日使うファイルや、ドライブなしで開きたいファイル | 本体でも使える状態を保つ。 | 追加のコピー先として検討します。 |
| OneDriveやiCloudの容量上限 | クラウド側の使用状況を別に確認する。 | クラウドの契約容量は増えません。 |
01どのストレージが不足しているか確認する
Windows 11では「設定」>「システム」>「ストレージ」で、本体のドライブの使用状況を確認します。macOS Ventura 13以降では、Appleメニュー >「システム設定」>「一般」>「ストレージ」を開きます。作業前に、容量の大きいカテゴリと空き容量を確認しておきましょう。OneDriveやiCloudの警告が出ている場合は、クラウド側の使用状況も別に確認してください。
02Windows 11では削除候補の中身を先に確認する
「設定」>「システム」>「ストレージ」にある「クリーンアップの推奨事項」から、一時ファイルや大きなファイル、使っていないアプリなどの候補を確認します。表示名はバージョンにより異なる場合があります。実行前に、選択項目と説明を読み、特に「ダウンロード」やごみ箱に必要なものが残っていないか確かめましょう。「ストレージ センサー」で定期的に整理する場合も、何が自動処理されるか設定を確認してから有効にします。
03Macでは見覚えのあるファイルとアプリから整理する
ストレージ設定で「アプリケーション」や「書類」などのカテゴリを確認します。「ダウンロード」にある使わなくなったインストーラーや重複したコピーを見直し、不要なアプリは適切な方法でアンインストールします。ゴミ箱に入れただけでは空き容量は増えないため、空にする前に中身を確認してください。「システムデータ」はさまざまなデータをまとめた分類です。削除してよいファイルの一覧ではないので、見覚えのないライブラリやシステムフォルダを手当たり次第に消さないでください。
04移すのは自分で管理している個人ファイルから
書き出した写真や動画、完了した書類、完成した作業データなど、毎日本体に置く必要のないファイルから検討します。ドライブを外した状態でも使いたい作業中のファイルは、本体で使える状態を保ちましょう。Windows、Program Files、Applicationsなどのシステムやアプリのフォルダを、そのままSSDへ移して空きを作ろうとしないでください。「写真」やiMovieのライブラリは、普通のファイルとは分けて、それぞれの公式の移動手順を確認する必要があります。
05コピー・内容確認・別のバックアップの順に進める
十分な空き容量のある外付けドライブを接続し、分かりやすい名前の保存先フォルダを作ります。まず少量のファイルを「切り取り」ではなく「コピー」し、完了を待ちます。コピー先の書類を開き、写真の内容や動画の再生も確認しましょう。抜き取り確認で明らかな問題は見つけられますが、すべてのファイルの完全性を保証するものではありません。大切なデータは別の機器や適切なバックアップサービスにもコピーを残してから、本体側の削除を検討してください。SSDにしか残っていないなら、それは保存先であり、別のバックアップがある状態ではありません。削除内容を慎重に確認した後、本体の空き容量を再確認します。
06クラウドと同期しているファイルは扱いを分ける
OneDriveに完全に同期済みのファイルをクラウドに残したい場合は、削除の代わりにファイル オンデマンドの「空き領域を増やす」を検討します。先にクラウド側でファイルを開けることを確認してください。オンラインのみのファイルを開くには、ダウンロードのためのインターネット接続が必要です。OneDriveと同期しているファイルを削除すると、ほかの機器にも削除が反映されます。iCloud Driveでも、同じApple AccountでiCloud Driveを利用している機器間で削除が同期されます。別の保存先に控えを作るときは、クラウドからドラッグしても元が残ると思い込まず、コピーとペーストを使ってください。
07残したいファイルが収まらないときに追加ストレージを検討する
整理だけで解決したなら、新しいSSDを買う必要はありません。残しておきたい大容量ファイルが主な原因なら、手持ちの適した外付けドライブで足りることもあります。新しく選ぶときは、必要な容量、対応OS、接続条件、販売元、保証条件を確認しましょう。下に紹介するSamsung T7はUSB 3.2 Gen 2対応ですが、公表されている最大転送速度は対応する本体とケーブルなどが必要な条件付きの値です。手元の環境で同じ速度が出るとは限りません。ドライブを接続するだけで本体のドライブが自動的に拡張されたり、ファイルが移動したりするわけではありません。
08すぐに容量が足りなくなる場合
最初に見たストレージ画面に戻り、どのカテゴリが増えたかを比較します。新しいダウンロード、動画、作業データが増えているなら、保存先を定期的に見直しましょう。原因不明のカテゴリが増え続ける場合や、削除してよいものが分からない場合は、無理に整理を進めず、下記のMicrosoftやAppleの公式案内を確認してください。当サイトでは、紹介したSSDの実機テストや転送速度の測定は行っていません。
出典・参考資料
実際にやってみる
Samsung T7 1TB(グレー)
残しておきたい個人ファイルの保存先の一例です。型番 MU-PC1T0T-PD/EC、USB 3.2 Gen 2。購入前に接続端子・販売元・国内保証の条件を確認してください。当サイトでは実機テストを行っていません。
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